テーマ:「半導体のこれまでとこれから」
デジタル化が進んだ現代社会において必要不可欠とされる半導体。コロコロナパンデミックの時期に発生した半導体不足では、数多くの産業が影響を受けました。AIの浸透やDXの推進に伴い半導体の重要性は増し、半導体関連の人材育成も急務となっています。そこで2024年度の静岡大学・中日新聞連携講座は、半導体についてデータサイエンスも交えながら学び、考えていきます。
第1回(10/29)
演題:「半導体入門(一般的な半導体の概要と特殊な特性の発現について」
講師:立岡 浩一(静岡大学工学部教授)
概要:導体と絶縁体の中間という意味において、半導体の概略と一般的な性質を紹介します。また、半導体の特性がナノサイズになると変化する事や、欠陥が生じても特性が劣化しにくい半導体がある事等、一見不思議な現象や事例を紹介します。
第2回(12/3)
演題:「観測から「気づき」を導くデータサイエンスの可能性」
講師:山本 泰生(静岡大学情報学部准教授)
概要:人・社会に関わる様々な事象のデータ利活用が進む今日、データから価値を見出すデータサイエンスの研究が注目されています。本講演ではデータ駆動発見をテーマとして自然科学やファクトリ分野での取組事例を紹介します。
第3回(12/17)
演題:「光を電気に変える半導体の仕組み」
講師:伊藤 哲(静岡大学工学部准教授)
概要: 半導体は、光を電気に変える太陽光パネル、電気を光に変えるLEDなどに使われています。講座では、半導体の中で光によって作られた電気がどのような仕組みで運ばれるかを例に、半導体の基本的な性質を説明します。
第4回(1/21)
演題:「電子・光・熱デバイスの動作を理解するための半導体基礎物性」
講師:池田 浩也(静岡大学工学部教授)
概要: LEDやトランジスタ、ペルチェ素子など身近なデバイスの動作原理を理解するために、半導体の基礎的性質からデバイスへ応用の基本まで、現象論とエネルギーバンドを使ってやさしく解説します。
第5回(2/4)
演題:「半導体開発から応用」
講師:根尾 陽一郎(静岡大学工学部教授)
概要:かつて日本はDRAM競争で敗北し市場から撤退しました。それ以降、想像を超えるような新しいテクノロジーが開発され現在に至ります。要求がシビアな半導体プロセスや検査装置、微細化から新構造までトランジスタを中心に広く紹介します。
開催日 |
2024年10月29日(火)
2024年12月03日(火)
2024年12月17日(火)
2025年01月21日(火)
2025年02月04日(火)
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開催時間 |
18:00~19:30 |
会場 |
静岡大学浜松キャンパス附属図書館浜松分館(S-port)3階大会議室 ★第2回についてはオンデマンド配信を実施 静岡県浜松市中央区城北3-5-1 |
駐車場 | 有 駐車場の利用をご希望の方は、申込時にお知らせください |
講師名 | 立岡浩一、山本泰生、伊藤 哲、池田浩也、根尾陽一郎 |
講師紹介 |
静岡大学工学部教授 立岡浩一 静岡大学情報学部准教授 山本泰生 静岡大学工学部准教授 伊藤 哲 静岡大学工学部教授 池田浩也 静岡大学工学部教授 根尾陽一郎 |
対象 | その他:一般 |
定員 | 100名 |
申込受付期間 |
2024年09月10日(火)~2025年02月03日(月)
申込フォーム掲載ページURL http://www.lc.shizuoka.ac.jp/event004022.html |
申込方法 | ホームページ上の申込フォームよりお申込みください。メール、ハガキでのお申込みも受け付けております。 |
申込メールアドレス | kaiho@suml.cii.shizuoka.ac.jp |
講座回数 | 全5回 |
講座分類 | パソコン・IT・情報通信 ,工学 ,いくつかの分野・領域にまたがり学習する講座 |
費用 | 無料 |
主催 | 静岡大学、中日新聞東海本社 |
備考 |
【WEB】 https://www.lc.shizuoka.ac.jp/event004022.html ※申込には氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、年齢、参加希望回、自家用車での来場を希望する場合はその旨もご記載ください(後日駐車許可証を送付します)。 ※第2回についてオンデマンド配信での受講を希望される方はその旨を明記して下さい(視聴情報などの詳細は、後日メールでお知らせします)。 ★オンデマンド配信とは、対面での講習日以降の公開期間において、ご自宅のパソコン等で試聴していただく受講方式です。視聴のみで、資料の配布や質疑応答はありません。
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